同窓会で失恋した友人の顔が忘れられない話

どうも、こんにちは。安東心です。
たまにはこうしてブログっぽいものを書きたいなぁと思っているのですが、
日々のツイートで内容の一部を発信しちゃうと満足しちゃうんですよね。

色々と脳内メモ帳に書き溜めているので、こうして少しずつ書いていきたいと思います。

ですので、この雑記はどちらかというと僕の脳内をデフラグするような役割のものなので、そんな大層な内容ではありません。ごめんね。

今回も、タイトル通りって言ったらその通りなんです。オチもありません。どや。

最近写真を整理していたときに、ふと昔撮った集合写真が目に入って、その瞬間にこの話を思い出したんです。

少し前、というより結構前、皆がまだ「ソーシャルディスタンス」という単語を知らなかった頃。
学生時代の友人たちで集まる機会があったんですよね。

久し振りの顔ぶれだったので少し高めのお酒を飲んだり、昔のことを懐かしんだり、みんなの近況を話し合ったりしてました。
割とオタクなメンバーも多いから最近ハマっているものを布教したりもしましたね。
(オタクは布教したがる。これテストに出ます。)

そんな気の置けない友人メンバーなのですが、その友人の中に大々的な片想いをしている友人がいたんですよね。
メンバー内ではもうバレてるというか、隠せてないというか。
ああいうの見るの微笑ましいですよね。

ただ、残念なことにAくんの片想いは結局実らなかったんですよね。
片想い相手のBちゃんは当時付き合っている彼氏がいたんです。

で、Bちゃんの近況話になった時、Aくんは他の男子と話していたんです。
まぁ、人数も多いし、仕方ないのかな。と思ってたんですよね。
昔の恋愛を引きずっているわけでもないのか、はたまたそれが彼の精一杯の見栄なのか、僕にはわかりませんでした。
ただ、少しだけ寂しい気持ちになったことは覚えてます。
友人の恋愛はやけに応援したくなっちゃうんですよね。

Bちゃんはどうやら現在同棲しているみたいで、近いうちに結婚も視野に入れているみたいでした。
僕は、「みんな幸せそうだなぁ。どこが晩婚化だよ!」とかツッコミしてました。
その時、他の友人と話していたAくんは困ったような顔をして笑っていたんですよね。
その顔が忘れられなくて。

その時、昔の記憶がフラッシュバックしたんです。
そういえば、昔もBちゃんが彼氏の話をしていた時もそんな顔をして笑ってたな。
なんだ、見栄、張ってんじゃんか。
そんな彼の精一杯の矜持を、気付かないふりをして僕はグラスのワインを飲んだ。

うーん、このワインは少し苦みがあるなぁ。
なんて、小説っぽくなるかなぁ。