東京ゲーム音楽ショー2024 ご来場いただきありがとうございました。

2024年4月13日大田区産業プラザPiO
東京ゲーム音楽ショー2024
にご来場いただいた方、誠にありがとうございました。

自分にとって初めての音源発売となった今回のプロジェクトは、安心が関わった企画の中でも一番成長があったプロジェクトになったと思います。
そんな自分にとっての大きな転機となったこのプロジェクト、
共に作ってくださった方、ブースに来てくださった方、ステージを見届けてくださった方、みなさまに感謝でいっぱいです。

当日はスケジュール等の関係で見に来られなかった方……まだ間に合う!
TGMS2024 景山将太PROJECTの公式通販サイトにて期間限定販売していますよ!
景山将太さん&安東心サイン入りですって!
「atmosphere」販売ページ
※安東心は複数枚購入された方のみ数量限定です。

楽曲「atmosphere」について

当日ステージ上のトークでも触れましたが、「atmosphere」という楽曲は、かなり特殊なプロセスを経て出来た楽曲です。
歌詞が先に完成し、楽曲はその後に構想が進み、そしてダンスの振付がしやすいようアレンジが進んだ。という流れでの制作です。
こんな贅沢なプロジェクトは中々見られないと思います。

だからこそ、これまでの自分の全部を詰めた振付をさせていただきました。
サビの印象的な部分「メテオ」には手話の「隕石」をベースに振付をしたり、他にも「プロキオン」の部分では、名前の由来となった、東の空に先に上がってくることを意識した振付にしたり……この歌詞ならではの振付にしました。
他にも、全体的に感じるアダルトさ、セクシーさを振付で表現できていたらいいなぁ。

今回のプロジェクトが本格的に動き始めたころ、「どういう楽曲にするか?」という議題が出ました。
その時に、僕は「改めて、僕はどういう楽曲が好きなんだろう」と思ったんです。
そこで、これまでイベント等でパフォーマンスさせていただいた楽曲を全て聴き返してみたり、昔のiPodの再生数ランキングを見直したりしました。
好きな楽曲たちを書き出して、どういう共通点があるのか自分で見直している時間はとても充実していて、楽曲を書き出しただけで、あっという間にA4サイズの紙1枚では収まらないほどになってしまいました。
取捨選択を繰り返し、A4サイズ1枚に仕上げた時は達成感で我ながらちょっと感動したのを覚えています。
(制作チームの皆さんには驚かせてしまったみたいで恐縮です……笑)

制作チームの皆さんも、とても真っすぐに向き合っていただき、この楽曲たちを経て更に「atmosphere」の世界観がよりハッキリとした所もあったと感じています。

この「安心がどんな楽曲を好きになる傾向があるのか」みたいな話はその内どこかで話せたら楽しそうですね。そんな機会があるといいなぁ。
特典映像で話している部分もあるので、是非見てください。
えっ?今なら2枚以上購入で安東心のサイン付きDATA DVDが……!?(ダイレクトマーケティング)

制作チームの皆さん

今回の制作チームの皆さんは普段、それぞれが別のプロフェッショナルとして活動している方々です。
そんなビッグメンバーのチームに自分が参加させていただいたことは、とても恐縮な気持ちでしたが、同時にこれ以上ない光栄な立場だと思えました。
皆さんの制作に向き合う姿勢、限られた時間での高いクオリティを生み出す姿勢を勉強させていただいたと強く思います。

景山将太さん

将太さんとは打ち合わせ以外でも、音楽や楽曲について沢山お話させていただきました。
プロジェクト以外でも、個人的に行き詰まっていた時期に相談に乗っていただいたり、と将太さんには支えていただいた要素がとても大きいと感じています。
お酒を飲みながら「この曲のここがええねん!気持ちいいよね!」と話していたあの時間、めちゃくちゃ楽しかったです。
そして将太さんは、この楽曲をお届けするにあたって、「安東心とのシナジーをどれだけ高められるのか」というポイントをとても重視していただきました。
「安東心が好きになりやすい楽曲」で挙げたポイント「カッティング奏法のギター」から、「ギターはSijimaの吉岡くんにしよう」とご提案いただいたり、ダンスで踊ることを考えて楽曲のアレンジを追加していただいたり……
本当に嬉しかったですし、何よりも「楽曲へのパフォーマンスを通して応えたい」という気持ちが、より強くなりました。
景山将太楽曲の繊細なメロディ、更に歌詞から生まれる印象的なフレーズ、特徴的な楽曲構成をしながらも、全てが整ったバランスで楽曲ができていて、これは誰にも真似ができないのではないでしょうか。

あとですね、音源を手に入れていただいた方ならわかると思うのですが、将太さんが演奏するピアノ楽曲「meteor」聴いていただけましたか?
なんですか、あの楽曲、良すぎるでしょう……(逆ギレ)

ちょっと皆の前では言えなかったのですが、この楽曲がデータで送られてきて、初めて聴いたとき、気が付いたら涙が出ていたんです。
どことなく切なさを感じさせるメロディでありながらも、優しさが垣間見えるメロディは、奇跡的なバランスで距離感を保っている惑星のように感じました。
是非、もう一度だけ、といわず何度でも聴いてほしい楽曲です。

とものかつみさん

「とっち」こと、とものかつみさん。
(安心は、とっちと呼ばれているところを見たことはありません笑)

かつみさんは今回のプロジェクトで、「星のしっぽ」の編曲や、レコーディング、ミックス、プロジェクト全般の撮影など……とマルチ過ぎる才能を発揮していただきました。
自分も幅広く活動している側だと思っていましたが、かつみさんを見ていると自分もまだまだだ!と感じるような。そんな方です。
かつみさんと喋ってると、時間があっという間に過ぎてしまうし、場がめちゃくちゃ盛り上がるし、でも企画として進行する時には、それぞれの求めているものを一瞬で理解して短時間で一気に進行してしまう。そんな方です。

将太さんが作った原曲は、前述した通り、奇跡的なバランスで完成された楽曲でした。
それを、アレンジであそこまで別物に仕上げてしまうのは、かつみさんの圧倒的なセンスと技術力によるものだと思いました。
かつみさん曰く(何度ごめんなさいをしようと思ったことか……)らしいですが、そんなことを笑いながら話せてしまう男、とものかつみ、かっこいい……と感銘を受けていました。
星のしっぽ、こちらも大変すばらしい楽曲です。

変拍子大好きっ子な安心に刺さりまくっています。
「星のしっぽ」はオンライン通販分完売となってしまいましたが、手に入れられた方は是非聴き込んで、安心と一緒に変拍子の沼に浸りましょう。

能登有沙さん

のっちさんとはリハーサル時の振付についてお話していた時が一番印象に残っています。
のっちさんも、僕も、出自は違えど、同じアイドルとして過ごした時期がありました。
例えば、僕がいた環境では番組観覧でファンの方も同じ振付をやる文化があります。
そのため、少し専門的な話になるのですが、振付はオンカウントになることが多いんです。
「1、2、3、4、5、6、7、8」ってヤツですね。
一方、のっちさんの振付では、歌の譜割りに合わせた振付が多いんです。
特典映像でもありましたが、今回の楽曲でいうと、「メテオ」の部分がわかりやすいですね。
他にも、表情を魅せる意識だったり、という所が、まさに文化の違いでした。
その違いが見られた今回のプロジェクト、最高に面白いじゃん……とワクワクしていました。
特典映像の対談では、お話をめちゃくちゃ引き出してくださるんで、トークが盛り上がり過ぎてしまい……
編集で泣く泣くカットしまくってやっと25~30分に落ち着きました笑
のっちさんとのトーク、気楽に話せるし面白いんすよね。
特典映像ではその魅力が余すところなく詰まっているので、もっと見てください。
のっちさんのアップにしている箇所は、もれなく安心お気に入りポイントです。

冬井コトウさん

今回の楽曲たちの歌詞をご担当してくださった方です。
「今回の主役は将太さん達だから、自分の名前はあんまり前に出さないで」と仰っていたので少しだけ。
今回のプロジェクトでは歌詞をベースに楽曲が制作されたので、プロジェクトの根幹を担う部分だと思います。
同じ要素を入れつつ、2つの楽曲をそれぞれの世界観を確立させていることは本当にスゴイことだと思います。
更に、atmosphereに関しては、「安東心が好きになりやすい楽曲」を聴いてから原案の歌詞をブラッシュアップしてくださり、今の歌詞になりました。本当に贅沢なプロセスを経て出来あがっているんですこの楽曲……
読んでいるだけで想像が広がる歌詞たちが根っこにあったからこそ、今回の楽曲たちがそれぞれの特徴を持って、こんなに素晴らしい楽曲になったんだと思います。
ご一緒できて光栄でした。

他にもプロデューサー様、デザイナー様、当日のブーススタッフ様、沢山のスタッフさんのおかげでTGMS2024当日を迎えられ、成功を収められたのではないかと感じています。
こんな贅沢なチームでご一緒させていただけて本当に嬉しかったです。

そして、今回の「atmosphere」でギターを担当してくれたSijimaの吉岡くん。
ブックレットにも書かせてもらったんですけど、吉岡ギターのカッティング、本当に大好きなんですよ。
そんな吉岡くんが大事な楽曲に二つ返事で参加してくれて、本当に嬉しかった。
間奏と後奏のギター、最高にカッコいいので、もう一度聴いてみてください。
いや、全部最高にカッコいいな。全部通してもう一度聴いてみてくださいね。
吉岡ギターはSijimaのライブで生音聴けます。気になった方は是非生音を聴きに行ってみてください。

あとあと、将太さんと吉岡くんと僕の3人で打ち合わせした時、改めて吉岡くんの面白い一面が見られたのが楽しかったなぁ。
将太さんが、吉岡くんを驚かせたんです。
そしたら吉岡くん、「わぁ。」って驚いたんですけど、リアクションがえっぐい吉岡テンションで……笑
これ、文字で伝えられないのもどかしいー!笑

あとあとあと、グッズの再販をするにあたって手伝ってくれた、たくみんと佑くん。2人とも本当にありがとう。
一つの区切りを親友たちに見届けてもらえて、とても嬉しかったです。

まとめ

本当はもっともっと沢山伝えたいことがいっぱいあって、一人一人にもっともっと思いを書きたい気持ちもあるのですが、この時点で相当長文記事になっているので、一度この辺りで締めさせていただこうと思います。
たぶん、7千字とか書いていそうな気がする。
他にもこの企画であった話とかを皆に話せる機会があればいいね!例えばシーズさんでやるイベントとか!

そして、何よりもお伝えしたい。このプロジェクトが出来たのは、普段から応援してくださる皆さんのおかげです。
皆がいるから、こうして安東心の声が吹き込まれた音源が形となりました。
ずっと昔から憧れていた音源が、こうして形になったこと、ほんと皆のおかげだよ。ありがとう。
これからも嬉しい報告ができると思います。楽しみだね。
一緒に歩いてくれると嬉しいです。これからもよろしくね。

本当に充実した時間、イベントでした!
関わってくれた全ての人に感謝です!


またこういう機会があったらいいなぁ。
また会えるよね。

安東 心